「早春の気候が仕掛ける罠」に注意

 
 
S》》
サッポー先生

2月の気候をよく「三寒四温」などと言います。
七日周期で寒い日と寒さが少し弛む日が繰り返されるというものです。

それなら3月は?「二寒五温」ぐらいになってくれるのかしら?
なんて期待したくなりますね。

S》》

でも気候の話ではありませんよ。
肌にとって「早春の気候が仕掛ける罠」には注意、と言うテーマです。
早春の肌と肌を取り巻く環境について、視点を増やしておきましょう。

 
 

三寒四温の環境……2月

 
 
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2月の気候を表す言葉として、「三寒四温」という言葉があります。
3日寒い日が続くと、続く4日間は寒さも弛む……この様に7日周期で寒・温の気候が繰り返される季節だというのです。

今年の2月はあなたにとって、どのような春の始まりでしたか?
※この記事は2006年2月下旬に配信されたものです

厳しい寒さが続くかと思ったら、案外暖かい日も多くあったように思われた方が多いのではないでしょうか。
と言っても長い日本列島、寒い日が多くあった地域も多いでしょうね。
でもとにかく寒・温が繰り返されたことには違いありません。

しかし今年の特徴は、寒さの温んだ日が比較的長く続く気圧配置が多かったようです。
きっとそのためだと思うのですが、トラブルの相談が例年になく多くありました。

「えっ?暖かい日が多いかったのにトラブルの相談が多いって??」

そうなんです。
ご相談をお聞きすると、まさに、「早春の気候が仕掛ける罠」そのものなのです。

▼ 早春の気候が仕掛ける罠

2月は一年を通じ寒さ・冷たさが最も厳しい季節です。
ずーっと寒さの中で過ごしてきた私達は、寒さ・冷たさにはすっかり“慣れっこ”になっている時期でもあります。

こんな時に寒さ・冷たさの温んだ日が少し続くとすっかり嬉しくなって、油断します。
案外平気で冷たい風に頬をさらしていたり、保護のケアを怠けて疎かになっていることがあります。

「温」と言っても厳しい乾燥を伴う寒さには違いありません。
慣れっこになっているのは私達の気持ちだけで、角質にとっては厳しい寒さ・厳しい乾燥そのものです。
冷たさだって肌の毛細血管を萎縮させるだけの冷たさは十分です。

寒さと冷たさが作る乾燥と代謝活動の停滞の悪影響を、知らず知らず甘んじて受けさせるのが三寒四温の四温であるわけです。

お心当たりのある方は多いのではないでしょうか。

寒・温の揺さぶりこそ、「春の気候が仕掛ける罠」なのですね。
そして、その様な変化に対応する私達の対応が、肌の育つ環境を損なうものになっているのです。
そもそも冬の間は、肌の育ち度レベルはそんなに高くなりません。
せいぜい、“良い状態を維持出来ること”で良しとしなければいけない季節です。
でもたいていの方は一歩後退させてしまうのが、この冬の季節です。

 
 
S》》 えっ?「言うのが遅い‥!」ですって? それは申し訳ございませんでした。
でも、まだまだこのようなリスキーな環境は続きます。
今からでも遅くはありません。
保湿ケアに加えて、保護のケア、努々疎かにしないで下さいね。
S》》 遅いなどと言われないように、これから始まる3月の環境が作る特徴を案内いたします。
 
 

「早春の気候が仕掛ける罠」……3月編

 
 
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3月は2月よりさらに油断が発生しやすい月と言えます。
なぜって、2月より暖かいからです。
陽射しが心地よくなり、開放的な気分が高まってきます。

ところが、肌を取り巻く環境は?

  1. 一日の気温差が大きくなり、肌を乾燥させやすい環境に……
  2. 春の陽射しは、気温以上の暖かさを感じさせてくれ、心と身体はすっかり春の気分……
  3. 三寒四温の7日周期の変動ではなく、4日周期ぐらいの目まぐるしい気候変化‥温・雨・風・寒・温‥が繰り返される……

これが春の気候の特徴です。
冷たく寒い厳しい冬から暖かい春に向けて起こる変化なので、温・雨・風・寒・温……の全てに優しさを感じるくらいです。

この状況が4月になると、さらに拡大します。

しかし、あなたの気持ちと身体がいくら春になっていても、肌が作りあげた衣服である角質層にとって、危険がいっぱいの肌寒き春というわけです。
紫外線も次第に強くなってきます。
戸外で過ごす時間も多くなってきます。

「早春の気候が仕掛ける罠」……読者の皆様、心構えはよろしいですか。

この様にして、肌が本格的に育ち始める春の季節を迎えます。
その時、有利なスタートラインに立てるように、これからの過ごし方を意識しましょう。
肌管理のレベル次第によって、「肌が育つケア」のスタート位置が大きく変わります。

 
 
S》》

いかがでしたか。

肌の育ちが頂点を迎えるのは8月です。
もちろん、肌を知り、肌の環境を知る人にとっての話ですよ。
今は「肌が育つケア」にとって、より有利なスタート位置を確保する時です。

S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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