乾燥の季節でもしっとり・すべすべボディで過ごすには……早めの対策を!

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秋から春にかけて乾燥する季節、というのは皆さん、色んなところで見聞きし、体感としてもおありかと思います。

それは、夏に比べ汗の量が減ること、空気中の水分を肌の周りの温かい空気が肌から奪おうとすること……等々このような理由があります。

そこに風が加わるとさらに乾燥が進行するなど、様々に乾燥の罠が隠れている季節と言えます。

また乾燥は、顔の肌だけではなく、手足を初め身体全体にも及んでいます。今回は、この身体の乾燥がテーマです。

乾燥対策は早めの対策がポイント

顔の肌が乾燥を感じ始めると、毎日鏡を見たり、スキンケアで直接肌に触れるからでしょうか、気が付くのは比較的早いです。

でも身体は、顔に比べ、案外気付くのが遅い傾向にあります。乾燥の兆候ではなく、乾燥の症状が出て初めて……ということがが多いようです。

では、どんなときに乾燥に気付くでしょうか?

乾燥でかかとが……
  • 脚が痒くなって、鮫肌状態に!
  • 手や腕に所々皮がむけたり、粉っぽいところが……
  • 背中が痒くて、ついポリポリ……
  • 今年もやってきた、かかとのガサガサ

このような心当たりはありませんか?「あーあるある!」ではないですよ(^^;)これらは既に乾燥が進行した肌に現れる症状と言うべき状態です。もっと前から、乾燥はあなたの身体にダメージを与えていました。

顔の場合、

  • 洗顔直後のつっぱり感を感じるように……
  • 化粧の乗りが少し悪いような……

といった乾燥の入り口で気付くことが出来るのに対し、身体の場合、さらに進行した状態になるまで乾燥を意識しにくいのです。

早い段階で気付くことが出来れば良いのですが、それはなかなか難しいのが現実でしょう。そうであれば、対策は決まっています。

毎年、上のような乾燥状態を感じる方は、乾燥ダメージを受ける前に対策を始めることです。

乾燥に気付く前の早めの対策・ケアを!

乾燥が身体に表れる時期が毎年判っていたら、遡って考えれば良いのですが、そうでない場合、ある程度目安をもってケアを始めないといけません。

といっても身体のケアも顔の肌同様に、一年中行うことが理想なので、それが出来る人は季節を問わず行います。それがしっとり・すべすべボディをキープするベストな方法です。

でもそれが難しいという方は、夏に比べて汗が減ってきたな……という頃からケアを始めます。

人によって過ごす環境などはバラバラなので時期は指定しませんが、多くの人は晩夏や秋口あたりではないでしょうか。まだ昼間は暑さが残る時期ではありますが、これが乾燥を感じる前の対策となるのです。

また肌の角質層のターンオーバーは1ヶ月ほどですが、身体はそれよりも長い傾向にあり、部位によりバラバラです。中でも、かかとの角質層は顔の10倍程。100層を超えるため、ターンオーバーは2~3ヶ月かけて行われます。

角質層が厚いと、それだけターンオーバーの期間が長く、傷めた場合も治りが遅いため、早めの対処が必要なのですね。

今年スタートが遅れて、思うような状態になれなかった方、もっと身体の肌をキレイにしたい!と思う方は、来年はもっと早い時期から始めましょう。習慣化すれば、年中行うのも苦ではなくなりますよ。

次に具体的な乾燥対策について解説して行きます。

基本は顔と一緒!身体の乾燥対策

手足や身体は、皮脂腺が顔ほど発達していないため、乾燥の悪影響を元々受けやすくなっています。

でも、衣類で守られているため、顔よりはずっと良い環境です。だから何もつけなくても、そこそこ良い状態が維持できていたのです。

なので、衣類では足りないものを補う……ということで、乾燥対策は、基本的には顔と同じことを実行する、で良いのです。つまり、保湿ケアと保護ケアです。

油性化粧品でケアする女性のイメージ

本来であれば、化粧水と乳液やクリームですが……少し勿体ないですね(^^;)そこで便利なのがボディ乳液やボディクリームです。たくさん入って比較的安価なものが多いですから、惜しみなく使えます。

お風呂上がりや朝に全身に、特に気になるところにはたっぷりと塗り込んでおきましょう。お風呂上がりはまだ身体が乾ききる前(水分を含んだ肌)に塗ると、よりしっとりとした状態が作れます。

手足や身体の洗浄にも注意

基本的な洗浄は、顔と同じく、石けんを使用します。固形でも液体でもOKです。一般的に固形より、液体の方が洗浄力が穏やかなので、乾燥が気になるときは液体石けんの方が良いかもしれませんね。

但し、液体石けんの中には「ボディソープ」と言われながら、本物の石けんでは無いものがたくさん出回っているので注意が必要です。石けん以外の界面活性剤を使用した製品ですね。

見分け方は、成分の表示名で確認します。 “水”の次に“石けん素地”という成分があれば間違いないでしょう。

そして、タオルは使用せず、泡立てた泡を手にとって、手で全身を洗います。

泡で洗っている時間は、15秒程度。短い!と思われたかもしれませんが、それで十分です。ゴシゴシしたり、時間をかけて洗うのは、洗い過ぎになるので注意しましょう。そして顔と違い、一日一回でOKということです。

また、身体を洗う前に必ず洗髪を先に行います。これはシャンプーの界面活性剤の弊害を避けるためです。

石けんで洗った肌は、素肌のとても無防備な状態です。なので、汚れやボディクリーム等が残った肌にシャンプーの界面活性剤を付着させ、その後に石けんで洗う、ということです。

夜、お風呂に入って洗浄を済ませても、朝にシャワーを浴びる習慣がある人は、お湯をかけるだけにします。

いかがでしたか?
乾燥する季節でも、しっとりと元気な柔らかい肌を保つ秘訣はこのケアにかかっています。

乾燥を感じる前だけでなく、既に進行してしまった肌にも有効なケアなので、今年は諦めた~!なんて言わずに今からでも始めて下さいね。

今日のサッポー美肌塾まとめ

  • 乾燥ダメージが身体に現れてから対処するのでは遅い
  • 秋口からの乾燥対策を!ベストは1年365日行うこと
黒板に注目!

編集後記

私もガサガサかかとの持ち主なので、身体の乾燥はすごくよく解ります!なので、脱衣所とクローゼットにボディクリームを置くようにしました。

来年はきっと、ピカピカかかと!のはずです(^_^)


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