秋の肌、健康度チェック!乾燥への備えはOK?

石けんのイメージ画像

秋は心地の良い季節です。しかし、肌にとっては少しだけ乾燥する環境です。化粧品だけで十分に調整できる範囲ですが、この「少しだけ」というのが曲者です。

この変化に対応しないで、今までと同じケアをしていると、知らない間に肌(角質)を傷め続けます。気がついたときは冬を迎え、慌てて肌の回復に努めるがそう簡単に肌は回復してくれない……といったことになりがちです。

秋は、過ごしやすい季節だけに注意が必要なのです。今回は、そんな肌をチェックする方法とその評価を紹介していきます。

秋の肌、健康度をチェック

準備するもの

  • 固形の石けん

テスト方法

クレンジングで化粧を落とした後、石けんを泡立てて洗顔します。すすいだ後、軽くタオルをあて、肌の水分を吸い取ります。その後、何もつけずに肌のつっぱり感と状態を観察します。

観察の要領と注意

何もつけない状態で30分間程度、肌を観察します。

  • つっぱる部分はどこか?
  • つっぱり感はどの程度か?

を観察してみましょう。

一方で肌が乾く早さについても時々指先で肌に触れながら見ていきます。

  • 乾きの早い部分
  • 肌の硬さを感じる部分
  • 毛穴が目立ってきた部分
  • かさついてきた部分
  • …等々

30分経過したら終了です。いつものスキンケアを始めます。

テストの評価とケアの判断

つっぱり感が強い
ヒリヒリ・ピリピリする

これは角質層がかなり乱れています。角質が作られ、剥がれて行くテンポ、つまりターンオーバーが速くなっている状態です。

一つひとつの角質が未成熟で保湿力が弱く、バリアーとしての機能もかなり低下しています。これでは表皮の健やかな成長が望めません。

今のままでは冬の乾燥に間に合いません。肌と向き合って、スキンケアに取り組む必要があります。

テストはしばらく中止し、洗顔後はすぐに化粧水からのケアを始めましょう。

つっぱり感がとても強かったり、ヒリヒリ・ピリピリの刺激を強く感じるようなら、石けんの利用そのものを控える必要があります。

石けんのアルカリ性に反応している状態です。このような時は、けっして「これくらい平気」と言って続けてはいけません。

かさつきが出てくる
肌理の粗さ・毛穴が目立ってくる

かさつく部分は、見た目にも判るように角質が剥がれてところです。

これを補うために、次々と新しい角質が作られるのですが、突貫工事のように慌てて作られた角質なので、未成熟で水分を捉える力がなく、すぐに傷み、剥がれてしまう……悪循環に陥っている状態です。

一方、肌理の粗さや毛穴が目立つ部分は、皮脂分泌機能に恵まれています。皮脂のおかげで、かさつく現象としては現れません。

しかし、かさつく部分と同様に、角質の剥がれるテンポが速くなっています。

目立つ毛穴に慄く女性のイメージ

未成熟で水分が逃げやすい角質であるため、縮んだ面積の分だけ、必然的に肌理が粗くなり、毛穴が開くのです。

肌がこのような状態にあるのは、かなり深刻に受け止めるべきです。

肌に余力があり、持ちこたえている間に、早く適切なスキンケアに切り替える必要があります。

少しつっぱり感を感じる
肌が乾く、硬くなる

つっぱり感や乾燥感を感じる部位があなたにとって、弱くなっているところです。でも、秋の乾燥環境において多少のつっぱり感があっても、そう心配する必要はありません。また、かさつくところまで到っていないのは救いです。

まずまず合格ラインの肌です。この変化に注意しながら、日々変化をみていきましょう。

つっぱり感は、肌から水分が逃げていくスピードが速いほど大きくなります。水分が逃げやすいのは、肌の保湿能力が低いからです。つまり、角質が未成熟な状態なのです。
ちょっと油断したり、間違ったケアを続けていると、

  • かさつき
  • 肌理の粗さ
  • 毛穴
  • べたつき

……などのトラブルが進行していきます。さらに拡大すれば、肌に敏感な傾向が現れることも。

でも今から適切なケアを始めれば、乾燥する冬でもしっとりとした健康な肌で迎えることができるでしょう。

上に挙げた3つの評価に当てはまった方は、スキンケアを見直す必要があります。「角質を傷めていなかったか」「角質剥がれを促進していなかったか」を中心に、いつものケアや生活習慣、肌環境を振り返ってみましょう。

原因の多くは、洗顔料の間違い、意識的なもしくは無意識的な角質剥がし(ピーリング)にあります。

具体的な原因やケア方法については、当美肌塾を参考にして下さい。

つっぱり感もかさつきも感じない
肌理や毛穴が目立つこともない
健康な肌のイメージ画像

肌がとても健康な状態にあります。さらなる美肌が望める肌です。これからさらに美しく、若い肌を目指しましょう。10代20代……若い肌も無謀な目標ではありません。

でも、もし洗顔後の肌が変わってきたら、早い段階で気付き、ケアを見直すことが大事ですよ。

いかかでしたか?あなたの肌はどの段階にありましたか。

洗顔後30分のテスト、強いつっぱり感・ヒリヒリ・ピリピリがなければ、秋とは言わず、一年中、毎日実施してみましょう。あなたの肌を知る良い習慣になりますよ。

今日のサッポー美肌塾まとめ

  • 石けん洗顔の30分後の肌を観察すれば、健康度が判る
  • 洗顔後、つっぱり感やかさつきなどがない肌を目指す
黒板に注目!

編集後記

今回紹介したテスト、サッポーでは30分ノーケアトレーニングと呼び、毎日のケアに推奨しております。またスキンケアモニターの方には、テストの結果をアンケートに書いていただきます。

スキンケアの第一歩として、まず自分の肌を知ることは大事ですからね。

「サッポー美肌塾」第93号 / 2002年10月4日 発行


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