首元の肌、劣化・老化はより多くのダメージを受けた結果が現れている
首やデコルテ・うなじにも化粧品をつける習慣はありますか?
- 化粧水や乳液などの保湿・保護のケア
- UV製品による紫外線保護のケア
これらのケア習慣がどれだけ身に付いていたか?が美しさを左右しています。つまり、どれだけ乾燥や紫外線などのダメージを避けることができたか?ということです。
今の肌状態は、その結果・成果が現れていると言えます。
「あ、まずい……」と思われた方は、明日からぜひ実行しましょう。今日・明日でキレイになるというわけにはいきませんが、着実に美しさを回復してまいります。
顔の肌同様、日々ターンオーバー(新陳代謝)を繰り返しているのです。さらに顔より幾分有利な境遇なのですから、美しさを取り戻すことはより容易いはずです。
顔の延長と考え、スキンケアの際、同じように化粧品を使用するだけなのですから、簡単ですね。
洋服への色移りが気になるので、色味のない日焼け止め製品が良いでしょう。ボディ用でも構いませんが、間違っても、耐水機能の強化された製品や紫外線吸収剤を利用したUVケア製品を日常的に使用してはいけませんよ。
化粧水や乳液も、ボディ用でも良いのですが、顔のケアで余った化粧品をつける方が手間が少なくて、経済的でしょう。
肌を傷めている思わぬダメージの存在に気づけ!
あなたの首やデコルテ・うなじにこのようなことはありませんか?
- ザラザラ・ブツブツしている
- 肌が硬くなっている
乾燥や紫外線のダメージを受けることが多いと、上のような好ましくない現象が現れるのですが、それだけではありません。
よく見られるのは、物理的ダメージによって、角質剥がしをしているケースです。この行為が正常なターンオーバーを阻害するだけでなく、時には後退させているからです。もちろん本人は角質剥がしをしているなんて思っていません。
こんな行為です。
- 身体を洗う際に、洗いすぎていないか?ゴシゴシしていないか?
- 汗を拭うときに、タオルやハンカチで擦っていないか?
顔の肌にはしないようなことを、首元には平気でしているのではありませんか?一つひとつの行為を比較してみましょう。
対策としては、簡単ですね。反対のことをすればいいのです。
- タオルは使用せず、手で、顔と同様に石けんの泡で優しく洗う
- タオルやハンカチは、優しく押さえて、汗を吸わせる
これらは、首元だけ注意するのではなく、ボディ全体への大切な基本テクニックです。身体も美しさを求めるのであれば、顔の肌と同じように扱ってあげることが大切です。
このような注意を続けていると、ある日、例えば入浴中などに、指で肌を擦った時、ボロリと取れる垢の存在に気づきます。
この時、「垢が溜まってる!?」などと慌てて垢すりを始める方がいます。面白いようにボロボロ取れるので、つい夢中になって続けてしまいます。でも、これはいけません。
未熟化していた肌が育ち始めた「過渡期の現象」が訪れているからです。いつもと同じように石けんの泡で優しく、垢は自然に洗い流されていくに委ねます。
しばらくは、垢が気になりますが、いつしか垢の出ない肌に変わっていきます。肌が一段育ち、垢が溜まらない肌になるのです。
※「過渡期の現象」については詳しくはこちらを参考に
参考:「肌が育つケアの壁!?“過渡期の現象”」
いかがでしたか?
化粧品というツールを駆使して、意識さえすれば、もっともっと美しさを実現できるのですね。
後ろ髪を上げた時の透明感のあるうなじ、横顔に続く首のキメ細やかな感触、開放したデコルテが弾力のある均一な輝きを帯びている……女性らしさの現れる部位ですから、肌の美しさに磨きをかけていきましょう。
- 首・デコルテ・うなじにも、顔と同じ洗浄やスキンケアを
- 過渡期の現象が訪れても、焦らない、今までのケアを続ける
編集後記
うなじやデコルテに透き通るような美しさを放つ女性、憧れます!同性でも見とれてしまいますよね。
私も自信を持って、髪の毛をアップできるように、頑張りたいと思います。首元にもサッポーを塗り塗りです♪
「サッポー美肌塾」第490号
更新
特集・ハービアン
同じテーマの記事を探す⇒!