チャームポイントの涙袋、歳をとったら“たるみ”に?

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多くの人は、第一印象を顔で判断しているそうです。その中でもとりわけ印象を左右するのが「目」です。

「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目は本当に表情豊かです。

中でも好印象を与えるが“涙袋”。涙袋がふっくらとした女性は魅力的です。

世間には涙袋をはっきり見せたり、大きく見せたりする方法が様々に紹介されています。

今回はこの涙袋と肌の関係について、スキンケアの観点から講義します。

一見、スキンケアとは関係ないように思いますが、正しい知識がないと、肌の悩みを一つ増やすことになりかねません。そうなった時には「後悔先に立たず」ですからね。

涙袋はとっても繊細な筋肉、扱いは優しく

眼輪筋のイメージ画像

まず眼球の前面は、眼輪筋という表情筋で覆われています。この眼輪筋は、目頭辺りの一点で骨と繋がり、上下瞼を開けたり閉めたりするのが役目です。

筋肉には違いありませんが、骨格筋のように骨と骨に繋がり、強い力を発揮する筋ではありません。瞼を動かすだけなので、繊細な造りでよいわけです。

しかし繊細なために、ちょっとしたことですぐに断裂したり、伸びたりします。このような劣化があると、それが自然に元に戻ることはありません。

眼輪筋の一部で下瞼の最上段、少し膨らんだ部分が、俗に“涙袋”と呼ばれているものです。涙袋は、ふっくらと柔らかいので脂肪のようにも思いますが、筋肉で作られています。

繊細とはいえ、他の筋肉と同じで、使わなければ(動かさなければ)退化していきます。でも、瞼を動かさない生活なんて考えられません。本来は退化の心配をする必要はない部分です。

なのに世間では涙袋を退化させないように、よりふっくらさせるために、マッサージを勧めている場合があります。これは涙袋は発達させるどころか、壊す(退化させる)行為です。

また涙袋を立体的に見せるメイクなどもありますが、アイメイクのやり過ぎは、肌(皮膚)を傷めることに繋がるので、サッポーとしてはNGです。

指や手で瞼を無意識に擦ったり、コンタクトを付け外しするとき、指に必要以上の力を込めていたり……こういったことも気付きにくいNG行為です。

日常生活の中には、涙袋を含めた眼輪筋を傷め劣化させている行為がたくさんあるのです。

涙袋を傷めないことが一番の対策

度重なる眼輪筋の損傷・劣化により、涙袋の筋肉が伸び、窪みができます。すると、いつしか涙袋が“目の下のたるみ”と化すのです。

さらに下瞼の眼輪筋が広範囲で劣化すれば、その部分は伸びきってしまい、目の下のたるみは二段・三段になります。このたるみを“目袋”なんて呼ぶこともあります。

目のたるみを気にする女性のイメージ

このようなたるみが進行するのはゆっくりしたペースですから、「若い頃は涙袋だったのに、たるみになった!」「歳をとったから……」と考えがちですが、実は傷めたことによる筋肉の劣化に過ぎません。

では、私達は涙袋をどのように扱えばよいのでしょうか?

涙袋を魅力的に見せる方法は、サッポーの専門外なので他の専門家に任せます。

スキンケアの範疇でいえば、前段の通り、涙袋が繊細な表情筋(眼輪筋)の一部だということを理解して、肌に接することです。つまり、何か特別なことをプラスするのではなく、「眼輪筋を傷める行為や習慣」を止めることが最も大切なのです。

そして眼輪筋を鍛えるなら、目をギュッと閉じたり、大きく見開いたりするだけの運動で充分です。これでしわやたるみが増えるなんてことはありませんからね。

既に目の下にたるみが出来てしまっていても、肌が良く育ち、健康でキレイな状態になれば、見た目の印象は全く違ってきます。このたるみをなくそう……なんて考えない方がいいですよ。

目の周りのしわやたるみについて、別の角度から解説した講義があります。こちらも参考にして下さい。

参考:「老け顔防止!たるみ・しわの出来やすい、目の周りの正しいケアは?

今日のサッポー美肌塾まとめ

  • 眼輪筋の一部である涙袋は、繊細で損傷を受けやすい
  • 涙袋を魅力的に見せるには、眼輪筋を傷めないことが大事
黒板に注目!

編集後記

涙袋がぷっくりとした目は、本当に愛嬌があり、可愛らしいですね。女性の魅力を引き出す、まさにチャームポイント。

「目が大きい人ほど老けやすい」と言われるのは、この涙袋がたるみに変化している人が多いからかもしれませんね。今日から眼輪筋を傷める行為は即止めましょう!


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