子供のニキビ…どう対処する?

今回は子供のニキビについて、親として、周囲の大人として「どのように、正しい対処に誘導していくか」についてをテーマにしました。
成人のニキビにも参考になるものになりました。

子供のニキビ、思春期のニキビ…どう対処する?

 
 
サッポーの
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ホルモンのバランスが変わる思春期、男性ホルモンのバランスが高くなって皮脂が異常に活発になる時期が訪れます。
この頃に、男子も女子もニキビに悩まされるケースが多発するわけです。
早い子供は小学高学年から出始め、中学生になると一定割合で、赤い炎症を伴うニキビと付き合う子供達が増えてきます。

大きな視点で均してみると、酷いニキビは男子の方が多いように思います。
女子の場合は、月経前の黄体期がやはり最も危険な時のようです。
とはいえ、ニキビ肌の程度には大きな個性差が見られます。
男女差よりも個性差の方が大きいことは確かなようです。

思春期の一時期、ニキビと付き合っていても、次第に収束し、遅くとも成人する前にはニキビとのつきあいがなくなっている……この様な推移を辿るべきなのですが、問題はその後もニキビと付き合い続けているケースが多いことです。

皮脂が異常に多くなる時期なので、ある程度、ニキビと仲良くつきあっていく覚悟をした方が良い時期と言えます。
ところが、思春期ゆえでしょうか、男女ともに、顔に現れた物言わぬニキビを目の敵のように凝視してしまう傾向が強くなってくるようです。
その結果、間違ったケアや対処にのめり込み、ニキビが出来て当然と言った肌に変質してしまっているケースがあまりに多いのは残念です。

間違った情報がバリアーフリーで伝えられるからでしょうか。
それとも、「何とかしたい!」という子供の必死の思いが、間違った肌管理に走らせるのでしょうか。

ここはやはり、周囲の大人が上手く誘導してあげることに責任の多くがあるように思います。

子供達には、それなりの理解力・判断力が既に備わっています。
しかし時に盲目的に思い込み、信じやすいのもこの年頃です。
この時期に正しい知識をインプットし、大きく間違ったケアに逸脱しないように導くのが、親や周囲の大人の責任と言えるでしょう。

 
 

子供のニキビと、大人のニキビの違い

 
 
サッポーの
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肌の構造やニキビが出来るメカニズムは、大人の場合と子供の場合において、何も変わるところはありません。
美肌塾で様々な角度からニキビの対処について、またニキビが出来る過程について、取り上げてきましたが、大人と子供も、まったく同じだと考えましょう。

ニキビの原因は皮脂が詰まるからです。
毛穴に皮脂が貯まるから皮脂がつまり出すのです。
この様な基本的なところは大人と何も変わりません。
皮脂が多くなる時期であることが、ニキビとのつきあいが始まるそもそものきっかけであるわけですが、「だから子供のニキビは大人のそれとは違う」と言うことにはなりません。
いくら皮脂が多くても、詰まったり貯まったりしなければ、ニキビにはならないのです。

大人との違いを意識しなければいけない点は、肌を取り巻く生活スタイルや行動環境が異なることです。
あるいはまた、化粧品を利用できない立場におかれている場合も多い点です。
この様なことを踏まえて、対処法を考えることが大切です。

大人の肌に出来るニキビと同じように、肌が健やかに育つ状態が何とか維持できていたら、そう簡単にニキビは出来ないのです。
ところがそうはいかないことが多々ある点は理解しておく必要があります。

見ていきましょう。

以下に挙げる以外のことがたくさんあると思いますが、基本的な考え方として伝え、理解させることが必要です。
あとは自分で応用して考えさせることです。

1.紫外線や肌を乾燥させる風への対処

紫外線を浴びて肌(角質層)を硬くしてしまう。
あるいは乾いた風を浴び続け、乾燥で肌を硬くしてしまう。
……子供の場合、この様なことを避けることが出来ないままに、続いていることがよくあります。
例えば授業やクラブ活動に参加していたら仕方のないところです。

肌が硬くなると皮脂は詰まりやすくなります。
皮脂が貯まりやすく結果として詰まらせることに繋がる……この様なことが増えてきます。
ダメージが角質を傷め、剥がれやすくし、ターンオーバーが早くなり、表皮の育つ時間を奪うのです。
次第に未熟な硬い角質が多くなり皮脂詰まりしやすい肌に変わっていく……このメカニズムは大人の場合も同じです。
ポイントはこの様な環境にどのように対処するかです。

しかし、サッポーはこの辺りのことに関しては、ある程度避け得ないことだと考え、受け入れることをお勧めします。

もちろんスキンケア製品の使用が、ある程度許される立場にあるならば、日焼け止め製品、乳液あるいはクリームなどのオイル成分の配合された保護ケア製品の使用を勧めるのは言うまでもありません。
保湿よりも保護のケアを優先してください。

但し、化粧できない子供達の場合、日焼け止め製品については紫外線吸収剤を使用した製品を使わざるを得ないので、肌に合っているか否かを慎重に推移を見ながら確かめることが必要です。
肌に合わないものを気づかず使い続け、ニキビの炎症を促進しているケースがよく見られます。
これらの製品選択でもう一つ間違いの多いのは、汗に強い耐水性のある製品です。
これらは肌を育てるには大きな障害となります。
便利な面は多いのですが、常用する製品としてはけっして使用しないようにしましょう。

スキンケア製品の使用が不可の場合、肌に接する良い習慣を躾ることです。
むやみに顔(肌)を触る癖、汗の拭き取り、顔を洗った時のタオルの使用法、……等々、“角質をむやみに剥がさない肌との接し方”を躾ることです。
ダメージを避けることが出来ず角質を傷めてしまった肌も、これらの対処がよい習慣として身に付き、行われていたら、状態の深刻化をかなりの程度まで避ける力となるものです。

また、紫外線をむやみに浴びない習慣、避け得る乾燥や紫外線は無意識に避ける習慣を身につけさせることも重要です。

2.酸化によるダメージ

紫外線による酸化は上のような対処となりますが、皮脂やスキンケア製品が酸化することによるダメージは、規則正しい洗顔習慣を躾ることが一番です。
日に二度の洗顔をして、時間が経過するほどに酸化度が高まる酸化物の悪影響を減じるのが狙いです。

皮脂・油脂の酸化は時間の経過や紫外線照射によって進行していきます。
従って、酸化ダメージを減少させる上での配慮は、紫外線対策をすることであり、もう一つの対策が、一日二度の洗顔間隔を適切に保つことなのです。
夜の洗顔が就寝前の入浴時でいつも12時頃、そして朝は7時だとしたら、その間隔は17時間と7時間、これでは酸化ダメージがかなり進行する状態を日々作っていることになります。

いつも均等に12時間ずつというわけにはいかないでしょうが、この間隔が大きく崩れない努力は必要です。
また崩れる日があったとしても、出来るだけ繰り返さないことです。
この様な良い習慣を躾ることです。

以上、基本的なことをまずお話しいたしました。
肌管理の考え方そのものは、大人の肌も子供の肌も少しも変わるところがありません。
子供の頃からこの様な基本が身に付けば、将来の大きな財産になります。

次に力を入れて躾たい点は、洗顔です。
洗顔で間違いが多発しています。

3.正しい洗顔法を教える

角質剥がれを少なくするためには、石けん洗顔を基本にします。
既に肌が過敏さを増して、石けんのアルカリ性に過剰反応するような場合は、湯水でのすすぎ洗いだけにするのがマイナス面が最も少ないでしょう。
その他の洗浄剤は肌に優しく感じても、角質を剥がれやすくし、肌が育つブレーキになりやすいので、避けるべきです。

以下、洗浄の注意点・原則を簡単に列挙します。

1.洗浄剤(石けん)を使用しての洗顔は日に二度を基準とする。
やむを得ず、三度以上になる場合、洗浄剤を使用せずすすぎ洗いとする。
2.洗い過ぎない注意が極めて重要。
肌を衛生的に保つことは重要なことだが、汚れを落とすことにこだわりすぎて、角質まで一緒に落としては何のための洗顔か判らない。
「良く泡立ててザッと洗えばそれで良い」と考えるように躾ることです。
多少汚れが取れずに残っても、角質を取り除いてしまうよりも良いからです。
洗顔の目的は角質を長持ちさせるために角質をきれいにしているのです。
汚れを取るために角質まで取り除いては、本末転倒なわけです。
3.肌に接する優しさ、肌との強い摩擦を避ける洗顔時の手指の使い方を実地で教える。
既にニキビが多発するような肌だと、角質を剥がさないケアを始めてしばらくの間、垢がボロボロ取れる状況が現れますが、それらをけっしてこすり取らず、日々の優しい洗顔で取れるにまかせるようにしましょう。

以上、洗顔の考え方の基本を挙げてみましたが、ここには実にたくさんの間違ったケアが入り込みやすいところです。
これらを挙げるとキリがありませんので、割愛しますが、この時期の子供達にインプットされた間違いは、根拠なく習慣として根付きやすいので注意が必要です。

変わったケア方法・洗顔方法を取っていたら、発見次第、都度修正していくことが肝心です。
この様にして、ある程度育った角質が出来るようになれば、皮脂詰まりは着実に減少していきます。

4.子供達の立場や生活スタイルに影響しない範囲で、ニキビ対策を子供と一緒に考えるカルチャーを築く

ある程度のニキビ肌とつきあっていくことで良しとする意識を子供に受け入れさせることは、将来の健康な美肌を確保する上で、極めて重要です。

思春期を過ぎてもニキビ肌と縁が切れずにつきあい続ける見本は、世間にたくさん見られます。
一方、思春期の間に適切な肌管理が出来ていたら、思春期が過ぎるまでにニキビのなくなる時が必ずやってきます。
この様な見本もたくさん見られます。

この様な、将来の天国と地獄の背景になっているものを明確に教えてあげることです。
子供達がこの様な違いを明確に認識しさえすれば、出口のない迷路に迷い込むようなケアに取り憑かれることはなくなります。

 
 

炎症を伴うニキビが多発する場合

 
 
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以上、基本的な子供のニキビに対する考え方・注意点を見てまいりました。
しかし、やっかいで間違いが起こりやすいのは、ニキビが炎症を伴う場合です。
既にこの様な状況に陥っている場合が極めて多いと思われます。

その中でも一番やっかいなのが、炎症反応が過敏に起きやすくなっている場合です。

炎症とは、毛穴に貯まる皮脂の増加により、毛穴に住む皮脂大好きのアクネ菌が増えることに対する肌の免疫反応です。
問題は、そんなに皮脂が貯まらなくても過敏に肌が反応して炎症を起こすようになってしまっている場合です。

こうなると、「ニキビ対策だ」などと言う前に、皮膚科のお世話になることも多いでしょう。
そして医師の立場で考えると、炎症を拡大させない、炎症を早く終わらせる……といったことが、やはり大切ですから、ターンオーバーを促進する効能を持つ抗炎症剤を処方し、危機を早く終わらせようとします。
これはこれで着実な成果が得られます。

しかし、この様なケア(治療)がずーっと繰り返されていると、大事には至らないものの、皮脂詰まりを起こさない肌・柔らかい育った角質の層で出来た肌が作られにくい状況が続くことにもなります。

この様な成り行きで、ずーっとニキビ肌から脱却できない……といったケースがよく見られます。
痛し痒しのところです。
その内に自己ケアによる失敗も重なり、肌の未熟化がさらに進行し、ますますニキビが出来やすい肌に変わっていくケースも多く見られます。

この様な状況に陥ることを避ける方法として、サッポーは、「多少のニキビとはつきあいながら、肌を育てることを優先して、ニキビが出来る肌質そのものを変えていきましょう」という方向のケアを勧めるようにしています。
「サッポー美肌塾」のテーマそのものでもあります。

しかしこの場合、肌が育つケアを十分に理解して、進めていくことが基本になります。
前段で申し上げた「ニキビ対策を子供と一緒に考えるカルチャーを築く」ということ無しで、子供の自己管理だけにまかせるには、少しばかり荷が重いと思われます。

≪参考≫ 炎症ニキビが多発する場合……免疫システムの強化

炎症を伴う頻度が多い場合、肌の免疫システムを強化することによって、炎症反応を減少させる方法を立ち上げました。
「全ての人に効果あり」と言うわけにはまいりませんが、高い割合で大きな成果が上がっています。

スポンサーの宣伝になってしまいますが、悩み多き場合、一度試してみる価値は十分にあると思われます。
炎症を伴うニキビ肌が常態化している子供にとって、そのストレスは大きいものです。

炎症反応を減少させる方法とは、身体の中からの対応として、免疫システムの強化サプリメントを摂取する方法です。

様々な炎症による肌の過敏さに悩む方にとって、かなり有望なアイテムだと考えています。
サッポーの4ヶ月に渡るモニター調査実施の結果はとても素晴らしいものでした。

炎症による肌へのマイナス影響を最小限に留める努力は価値があります。
外用薬と異なり、中からケアできる有利さがあるわけです。
外用薬によって肌の育ちを阻害されるというマイナス要素がないからです。

その一方でサッポーの肌を育てるケアを行うことで、肌質が変わっていきます。
改善のスピードがとても効率よく進むようになります。

 
 
 
 
S》》

いかがでしたか。

子供のニキビ。思春期のニキビ。
本人達にとって、親や周囲の大人には窺い知れぬ負担となっていることがあります。
この負担を軽減してあげることは、子供達の健やかな成長を助ける「大いなる援助」となることのように思えます。

たかがニキビ、されどニキビ……サッポーにはこの様に見えます。

S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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