私の脂性肌は、作られた脂性肌!?

脂性肌・イメージ画像

皮脂の多さには多少の個性差があります。しかし、それが甚だしく脂っぽい……ベタベタ……テカリ……脂っぽいのに乾燥する……このような脂性肌の傾向が肌に現れている。夏場は特にひどくなり、夏以外でも一年中このような脂性傾向に悩む肌があります。

身体はそんなに気にならないのに、顔だけ……!!といった状態であれば、それは明らかに“作られた脂性肌”です。もしかすると背中の脂性も“作られた脂性肌”かもしれません。女性にも男性にも多く見られる脂性肌の一形態です。

“作られた”……そう、悩むような脂性肌にしたのは、あなた自身。

今までの肌ケアに問題があったのです。「多少人より脂っぽいかな……」…これが本来の脂性肌です。悩まなければいけないような脂性肌は“作られた脂性肌”なのです。

脂性肌を作る要因と、サッポーの脂性肌対策、解説していきます。

悩むような脂性肌はどうして作られた?

ターンオーバーという新陳代謝の仕組みのもと、肌細胞(表皮細胞)は日々誕生し、誕生した瞬間から角化するための準備を整えながら、押し上げられていきます。やがて角化が完了し、ぺちゃんこの死細胞となった角質となって完成、約2週間肌を守ったあと、垢となって剥がれていきます。

しかし、この素晴らしい仕組みであるターンオーバーが早いサイクルで行われるようになると、良く育たないままに完成した保水力のない痩せた角質達が肌を守るようになります。このようにして出来た肌はバリアー能が弱く、外部刺激がストレートに伝わるため、皮脂や汗を過敏過剰に分泌するようになります。汗・皮脂を過剰に分泌して、バリア能の低下を補おうとしているのです。

このターンオーバーの早くなる原因こそが、細胞未熟化の原因であり、脂性肌を作っていた犯人であるわけです。

ターンオーバーが早くなるということは、細胞の誕生のピッチも上がるのですが、その前に角質の剥がれていくペースが速くなっています。直ぐ剥がれていくものですから、早くバリアーを補充するために早く誕生させ、早く角化して角質を補充しようとしているのです。育つ時間が与えられないのですから、未熟なままに角質として完成せざるをえないわけです。

いったい何が角質を早く剥がれるようにしているのでしょうか!?

脂性肌を作る犯人たち

洗い過ぎて必要な角質も垢として洗い流している

肌と指の間の摩擦が高くなっている洗い方のことです。主観的な感覚なので、やさしく洗っているつもりでも強い摩擦をかけていたりします。また摩擦は小さくても洗浄剤の使用回数が増えると洗い過ぎに繋がります。

角質を剥がれやすくする化粧落としや洗顔料を使用している

界面活性剤が肌に残るタイプの化粧落とし(洗浄機能を持つ製品)や洗顔料を使用すると、自然に角質の剥がれは早くなっていきます。また洗浄力を持つ化粧落としを使用のあと、さらに洗顔料で仕上げ洗顔をするのは洗い過ぎに繋がります。

サッポーのクレンジングクリームは洗浄力のない肌に残っても大丈夫な化粧浮かしクリームです。洗浄は界面活性剤が肌に残らない唯一の界面活性剤、石けんを洗顔料にあてています。

角質を傷め剥がれやすくするダメージを不用意に受けている

乾燥や紫外線によるダメージは直接角質を傷め劣化させるので、角質剥がれが速まります。この解説は切りがないので割愛します。サッポー美肌塾で様々なパターンが詳述されています。暇な時に散策してみましょう。

汗をかいた場合などの化粧崩れ防止や紫外線防止能低下防止のため、耐水機能を強化したUVケア製品があります。紫外線防止には都合がいいのですが、使用を継続すると乾燥が進み、未熟化が進行します。脂性と乾燥の両傾向が進みます。

角質を剥がす化粧品を使用したり、角質を剥がすケアをしている

ピーリング作用のある様々な化粧品、洗浄剤。肌(角質)を柔らかくする作用を強調した様々な化粧品。これらがその正体です。手っ取り早く美肌を追求しょうとすると、その場、その日の見映えのよさを目指す選択をしてしまいがちです。角質剥がれが速まり、細胞の未熟化が進行します。

他にも角質を必要以上に剥がす要因は様々にありますが、およそは以上のように分類されます。

あなたの脂性肌は、あなた自身が作り出した脂性肌であることを納得頂けましたか?

脂性肌改善の基本対策

簡単です。脂性肌を作り出していた原因を無くすことができたらOKです。

  1. 丁寧に洗っても、角質を垢すりするような洗い方はダメということ
  2. 角質を剥がれやすくするような化粧落としや洗顔料を使わないこと
  3. 角質を傷め、剥がれやすくする三大ダメージを防ぐ

三大ダメージとは、誰もが知っているダメージ「乾燥」「紫外線」「酸化」によるダメージです。

  • 「乾燥」と「紫外線」は、適切な化粧品の使用で防ぐことができます
  • 「酸化」は、洗顔時刻の偏りや適切な肌洗浄に配慮できたら大丈夫です

このように角質剥がれの原因をなくすことが基本ですが、肌が育つより良い環境を確保してあげることが、肌に育つ時間を与えます。

これがサッポーの肌が育つケア…脂性肌改善法です。

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