肌が育つケア過渡期の現象…毛穴編

サッポーの「肌が育つケア」において、一時期、過渡期の「好ましくない良い現象?」が現れることは、サッポー美肌塾を長年ご愛読頂いている皆様なら、よくご存知ですね。

でも定期的にお話ししておかないと、見事に勘違いされる方が多いのです。せっかく肌が育ち始めたのに、「これは大変!」と元のケアに逆戻り。その場は以前の状態に戻るのですが、以前の状態ではダメですよね。

過渡期を過ぎると、よく育った細胞が角化し、美しく透明で柔軟な角質として肌表層を飾るようになります。この不安な時期がいつまでも続くわけではありません。心を強く持ち、夢を持って乗り越えていきましょう。

今日は毛穴にまつわる過渡期の現象に絞って、お話し致します。

白っぽい角栓、毛穴がますます目立ってきた…大丈夫?!

ある程度以上に未熟化した肌が育ち度を上げていく時、必ず現れるのが過渡期の現象です。それなら一定以上の育ち度にある肌は過渡期の現象がないのかというと、実はそうではありません。過渡期の現象が現れていても、判らないことが多く、気づかないだけです。

よく育った肌も肌が育つケアを始めると、洗顔後しばらくノーケアにしていると、肌がいつもより硬めになっているのを感じます。化粧水をつけてケアを始めると、この影響はすぐに消え去るので、気づくことなく過渡期を経過してしまうわけです。さらなる育った肌、美しい肌に変化していきます。

問題は既に未熟化していた肌です。過渡期の現象が現れると、よい影響・成果が現れたとはとても思えず、これはいけない!間違ったケアをしているに違いない!と早合点してしまうケースが多いのです。

「過渡期の現象だ、いいぞ、いいぞ…」と、思えるには少し知識が必要だと言うことです。でも知識だけでは、「これで大丈夫!」が、すぐにぐらつき始める方もいます。成功体験がないと、過去のイヤなイメージだけが思い起こされるからでしょう。

でもとにかく、知識は必要です。もの言わぬ肌の声を聞くためには、肌が発する声が判らなくてはいけませんからね。

細胞の未熟化が起こす様々なトラブル

  • 肌の硬さ
  • カサカサ・ザラザラ
  • 皮脂や汗の過度な分泌
  • 肌理のあらさ
  • 乾燥する脂性肌
  • 混合肌の進行
  • 毛穴が目立つ
  • 角栓のでやすさ
  • 毛穴の黒ずみ
  • 皮脂詰まり
  • 肌の過敏さ
  • ピリピリ・痒み等

おなじみの未熟化した肌に現れる様々なトラブルですが、この中で、知識から来る自信がぐらつきやすい、毛穴にまつわるものを取り挙げて見ましょう。

この忌まわしい角栓 白っぽいフニャフニャが毛穴から…
ブツブツ、ザラザラした感触は何?えっ?これが角栓!

洗顔すると、角栓がふやけて大きくなり、毛穴部分で白く目立つようになります。白いプニャプニャしたものですが、角栓が大きいと毛穴からはみ出て見えます。小さいと、毛穴に白い皮脂が詰まっているように見えます。洗っても取れているのか取れていないのか判りません。

毛穴の中で白っぽく見えているのを、皮脂詰まりだと思い込んでいる人もいます。

洗顔後の肌が乾くと、この様子は一変します。

水でふやけていた角質(角栓)が一気に縮み、小さな角栓は、毛穴の中に見えなくなってしまいます。大きな角栓は、少しだけ先っぽが硬いトゲのように毛穴からでていて、触れるとブツブツしています。中くらいの角栓も触ると先っぽが指に当たりザラザラします。

これが角栓の姿です。

角栓とは、毛穴出口付近の毛穴壁面を作る角質達が剥がれかけたものなのです。よく育った角質なら、角質一つひとつがバラバラになり、労せず洗い流されていくのですが、痩せた硬い角質は育ちが未熟であったため、バラパラになる能力が不足しています。それで同様の周囲角質達としっかり繋がっています。一部でまだ肌を守るために働いている角質達にも繋がっています。

このように角栓とは、たくさんの角質達がくっつき繋がった集団・塊なわけです。洗顔時ふやけた時にタオルで軽く擦るように拭くと千切れて剥がれ、目立たなくなります。垢すりよりも簡単に取れてしまうのです。しかしこの時、角栓が繋がっていた働いている角質達も影響を受け、一部は取れたり、剥がれやすくなってしまいます。このようなケアになっていると、いつまでも、角栓が出来る毛穴は改善されません。

その場はきれいに見えるが、毛穴の肌は育たないから、相変わらず未熟な角質が作られるからです。

以前から、角栓の目立っていた未熟な肌であったが、肌が育つケアを始めたら、洗顔時の白いブニョブニョ、乾いた時のブツブツザラザラがとても目立つようになった!うわーっ角栓だらけ!という見たくない状況に!どうしますか?必死で洗い落とそうとしたり、タオルで思わず拭き取ってしまいがちです。取ろうと思えば取れてしまうわけですから、その場できれいになれる方を選びたくなります。

しかし過渡期の現象は肌が育ち始めた合図です。当分の間、痩せた半分剥がれかけた硬い角質達が肌表層に増えるので、汚く見えます。感触も悪くなります。でも肌は元気なのです。ガサガサ、ザラザラしていても、それは乾燥ダメージによって出来たものではありません。痩せた硬い角質が多く居残っているだけです。これが過渡期の現象なのです。

正しい対処はサッポーの洗浄力のないクレンジングクリームでの優しいマッサージ、そして、石けん洗顔時の泡マッサージとすすぎだけで自然に角質が剥がれていくに任せるのが一番なのです。表皮層内部では以前より一歩育った表皮細胞が、以前より一歩育ち度の高い角質として送り出す準備を着々と進めています。

角質を予定以上に剥がしていくのは、この肌の営みを邪魔する行為です。肌は育ち度を上げることができないから、角栓は出来続けることになります。

いかがでしたか?角栓とその処理。

肌の元気に危険信号が点らない限り、肌を信じ見守ってあげる勇気こそ必要なのでしょうね。

以前より、毛穴が目立って見えてきた?もしかして……

過渡期には、目立つ毛穴が以前よりさらに大きくなってしまったように見えます。これもドキッとします。

肌が育つケアを始めて、「あーイイ感じだな」と過ごしていたら、ある日鏡を見ていて、「あれ!?毛穴が大きく見える……」 気のせいかな?と思いたくなったけど、やはり間違いないようです。よくよく見直してみると、大きくなっただけではなくて、何となく毛穴がはっきり見えているようにも思う。

「これは大変!」と思われても無理はありません。でもこの現象も、サッポーの肌が育つケアの途中で現れるのは、過渡期の現象なのです。よい報せ・合図です。

肌最表層に痩せた硬い角質が以前よりたくさん残るようになり、肌が乾き縮んだ時に見せる現象です。縮んだ痩せた角質が多くなってカバーしているのですから、毛穴部分がより目立つ状態になってしまうのです。

でもこの時、表皮細胞層では、より育った細胞を角質として送り出す準備が着々と進んでいるのです。これらの角質が肌表層を構成するようになった時、毛穴は次第に目立つものではなくなっていきます。

硬い痩せた毛穴部分の角質を落として、肌を柔らかくすれば、その場で以前程度の目立つ毛穴に戻ります。まだこの方がましだと考えるか、本当に毛穴の気にならない肌に育つように考えるか、あなた次第なわけです。

いかがでしたか?毛穴にまつわる過渡期の現象。

過渡期の現象に対して、冷静に対処できるようになった時、あなたはもう未来の美肌を得たのと同じです。肌は育ち度が上がるにつれて、必ず、より強く、より健康に、より美しくなるように出来ているのですから……。

でも途中で、必ず過渡期の現象に出会うことをお忘れなく。


コメントは受け付けていません。