化粧のりと化粧崩れが改善!10分早起きでできる夏の汗対策

汗の多い夏のスキンケアの懸念といえば、やはり化粧崩れ…

前回「汗のコントロール術を身につける」、前々回「じめじめ、じとじと、ベタベタ、まとわりつく衣服……」と、汗にまつわる話をしてきました。

今回は、直面する汗対処をスキンケアとメイクに焦点を絞って見てみましょう。

化粧品を肌にしっかりなじませるテクニック

化粧品がよくなじみ化粧のり良く仕上がると、その日は気分も良く仕事がスイスイ捗ったりします。知らない内にいい表情になっているのでしょう。自分の気持ちが良い状態にあると、周囲に良い影響をも与えているようです。

化粧品がしっかりなじむと、汗で崩れにくくなる

化粧がしっかりなじむ肌の大前提は良く育った肌です。育った肌の表面を拡大すると、実は凸凹です。もちろん小さな肌理細かい凸凹です。拡大しないと見えません。

一方、育ちの悪い肌、未熟な育ちの肌を見ると凸凹が消えてつるんとしています。硬い肌は全て未熟な肌だし、一部でビニール肌などと呼ばれているのも未熟な肌です。

化粧品をつける際の指使いは重要

良く育った肌に微細な凸凹のあることが化粧品がよくなじむ秘密です。化粧崩れしにくい化粧のりが可能になる肌です。空気の乾燥度合いに応じ、しっとり・モチモチ、スルスル・すべすべの肌に表情を変える肌です。細胞の一つひとつが育ち度を上げるとこのような肌になるのです。

「育った肌が化粧のなじみやのりが良いのは分かったから、育つ途上にある私の肌はどうすればいい?」

そうでした。今日は焦点を絞って、適切なテクニックを伝授、でした。

化粧品をしっかりなじませるコツ

コツ1…ケアの間合いの取り方

洗顔のあと、下地作り(スキンケア)を進めていく時に、一つのアイテムをつけ終え次に移る時の間合いを加減する(十分に取る)ことです。例えば、化粧水を付けて乳液(クリーム)を付けるまでの間合いを少し長くすると良いのです。

コツ2…クルクルを丁寧に

まず化粧水をつける時のクゥール・クルを丁寧に。たくさん塗るという意味ではありません。

特に大切なのは、次の乳液(クリーム)のクルクルです。クルクルのばしながらつけますが、そのクルクルをもう少し念入りにします。圧は弱くクルクルの回数を増やします。

次のベースメイクも同様です。

丁寧なクルクルと間合い。これだけで、なじみにくい未熟肌でもそれなりにしっかりとつき、崩れにくくなります。さっそく試してみましょう。

夏は10分早起き!化粧崩れしにくい下地作り

しっかり肌になじませたつもりが、朝の化粧をし、身支度をし、いざ職場へと玄関のドアを開けたら、もう化粧が浮き始めている……!?夏の汗が引き起こす困った現象です。

こんな時に多い間違いケアは…

1.ウォータープルーフ製品に頼る…×

今日一日だけというなら○です。紫外線対策の大失敗が少なくなるからです。しかし、毎日のケアをウォータープルーフに頼ると、マイナス面が次第に大きく育ってきます。顔だけ汗をかきやすくなり、敏感肌が進行します。角質層の水分が減少し、表皮細胞の未熟化を進行させるからです。

2.下地は化粧水だけで、ベースメイク!…×

化粧水は保湿控えめのさっぱりタイプが汗を必要以上に取り込みません。次の乳液やクリームを付けたくない気持ちはわかりますが、実は逆。油性度の高いクリームを肌にしっかり塗り伸ばし、その上にベースメイクする方が、汗が肌を流れるようになり、肌をふやかすリスクが減少、化粧も崩れにくくなります。

朝のケア、工夫次第で、化粧崩れしにくいベースができる

朝の余裕が昼間の化粧崩れを防ぐ?

テーマを朝の下ごしらえに絞ります。

朝の洗顔後、化粧完了までに顔に汗をかかせないことがポイント。汗を含んだ肌で下地を作ると崩れやすいからです。

不感蒸泄の汗はご存知ですか?肌からは絶えず汗が出ていますが、私達は汗に気づきません。肌を潤してくれていますが、バランス良く蒸散もしているからです。

しかし、夏の汗はこの不感蒸泄の汗に体温調節の汗が追加されるので、汗をかいてないように思っても、既に肌は想像以上に水(汗)を多く含んでいます。実は朝の下地を作る前から、化粧崩れの種を仕込んでしまっているのです。

夏の朝、化粧と下ごしらえ

10分早起きし、朝の動作から余計な力を抜く
10分の余裕があると、全ての動作を静かに余裕を持って行うことができます。全ての所作を息を止めずに、優雅に行うことを心がけてみましょう。発汗が少なくなります。
顔を洗ったら、着物の下帯を締めたように、適当なヒモでバストの下~脇の下のラインをぎゅっと締めておく
目的は、脇の下辺りにあるツボを圧迫し、顔の汗を少なくコントロールするためです。脇の下にテニスボール様の柔らかいものをはさんでもOKです。
冷房できない場合、扇風機で身体を冷やす
顔より身体全体を風で冷やすように心がけると、体温が上がらず汗も少なくなります。顔だけ冷やしてもダメですよ。

このようにして、下地~ベースメイクを完成していきます。ケアとケアの間合いを取り、しっかり肌になじませながら進めていきます。その間、首に水を絞ったタオルを巻いて行うのも効果的です。

いかがでしたか?化粧のりの良いベース作りと化粧崩れしない朝の化粧、10分早起きの効用です。

朝のケアは、身体が鎮まっていることが基本なのです。このようにして下地とベースメイク・メイクを完成させると、その後かく体温調節の汗は、ベースメイクやメイクの上を流れていくようになります。化粧が崩れにくくなります。

これで、いつもより、化粧のりの良い肌、化粧崩れしない仕上がりが期待できます。明日はぜひ、試してみましよう。

この講義はメールマガジン「サッポー美肌塾」第487号を再編集したものです


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