夏の紫外線とのつきあい方

 
 
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サッポー先生

サッポーです。

夏は肌が育つ季節。
ところが、夏には肌の育ちにブレーキをかけたり、後退させたりする危険もいっぱい!

あなたが管理する肌は順調に育ち度を上げているでしょうか?

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早めに、本格的な夏の対策をお届け……のつもりでしたが、四国地方の梅雨明けが発表されたと思ったら、九州地方も梅雨明け発表。
今年の梅雨は早く上がりそうです。(※配信当時)

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今回で夏対策のテーマも最終回です。
何とか滑り込みセーフでしたか?

≪肌が育つケア…夏対策のテーマ≫

  1. 汗は肌が育つブレーキに!?
  2. 正しい夏の汗対策
  3. 冷房が招く乾燥への対処
  4. 夏の紫外線とのつきあい方(今回)
 
 

夏の紫外線…その危険性はどこにある?

 
 
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これだけ暑いからでしょうか?
夏は紫外線に対する意識は間違いなく高いようです。
でも、暑さと紫外線の強度に直接的な関係はありません
雪山で真っ黒に日焼けするのは誰もが知っている事実です。

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データだけで観ると、7月8月の紫外線量は4月5月と変わりません。
むしろやや少ないくらいです。
でも7月8月の方がダメージを受けた時、被害は大きくなります。
意識して紫外線対策はしているのに……です。

なぜでしょうか?

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原因は、汗です。

皮脂も一役買っているのですが、主として汗による化粧崩れと、汗そのものによる被害が拡大するからです。

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その理由は解りますね?
紫外線対策に使用したベースメイクが汗で崩れたら、紫外線はたくさん肌に侵入します。
化粧崩れは見映えだけが崩れているのではなく、紫外線防止能も崩れているというわけです。

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さらに追い打ちをかけるのが、汗を給水した肌は紫外線をよりたくさん通すことです。
同じように夏の日差しを受けても、普段の日焼けと、屋外プールでの日焼けは明らかにダメージの大きさが違います。
肌が濡れたり湿っているため、紫外線を散乱させずにより多く侵入させてしまうからです。
汗もこれと同じなのです。

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もう一つ夏の紫外線ダメージの大きくなる理由があります。
波長の短いUVB波の紫外線は冬の3~4倍にもなっているからです。
UVA波はせいぜい2~3倍なのに比較すると数十パーセントも多いのです。
おまけに、夏は化粧が崩れ、汗で紫外線透過度が高まっているのですから、受けるダメージの大きさは2倍・3倍になって当然です。
UVB波は肌に赤みを作り火傷させる紫外線です。

「化粧が崩れず、汗で肌が水浸しにならなければいいの?」

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はい、その通り。
夏の紫外線対策のキーポイントです。

ガードが崩れなければ、肌は安全です。
春の紫外線、4月や5月の紫外線と同レベルですから、そんなに怖れることはないはずです。

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ところが、夏は屋外で過ごす機会が増えます。
レジャー、旅行、お盆の帰省、子供とのつきあい、……考えただけで汗が出て来ます。

さぁー、困りました。

 
 
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▼ 夏に陥りやすい罠

ここで登場するのが、化粧崩れしにくいという、汗や水に強いベースメイク製品です。
紫外線対策はこれで一気に解決です。
皮脂や化粧品の油脂にもなじまず、汗や水を弾いてくれるのですから、化粧が崩れません。
化粧さえ崩れなければ、春と同じです。
これは便利です。

「夏の紫外線、怖れるに足らず!」

……と言いたいところですが、これらの耐水機能を強化した製品を、毎日使用すると、着実に肌の乾燥を進め、肌の育ち度を後退させていきます
夏が一日で終わってくれたらいいのですが、今日も暑いし、明日も暑い、その次の日もまた暑い、このように夏の暑さはまだまだ続いていきます。

 
 
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いくら便利に紫外線を防止してくれても、肌の育ち度を後退させるのでは連続して使うわけにはいきません。
紫外線防止が出来て、なおかつ、肌の育ちを応援する紫外線防御法である必要があります。

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さて、どうしたらよいものか?

 
 

夏の紫外線……その防止対策

 
 
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今までの「困った、困った」を整理すると、

  • 化粧崩れ
  • 汗が貯まる肌
  • 耐水機能強化(ウォータープルーフ)

がキーワードになります。
直接的、間接的に紫外線ダメージを拡大しているキーワードです。

夏の紫外線対策について、このように観てくると、どうしたらよいか結論が見えてきましたね。

「何も見えないよ!」

「いったいどうしたら良いの!」

はい、それでは対策を並べていきましょう。

▼ 肌の育ち度を上げることが最善の対策

これはその通りなのですが、今すぐは無理です。
肌が育つには時間がかかるのですから、育つのを待っていたら夏が終わってしまいます。
今現在、良い状態に育っている肌は、ぜひその状態をキープして下さい。

よく育った肌は、細胞間脂質も充実しており、汗や水をそのままでも良く弾く肌です。
角質層そのものが適度に水分を保つ状態で、余分な水分を受け入れず、良いバランスを保っています。
汗が極端に多くなる夏も、汗を貯めることが少なく、土砂崩れ(角質層崩れ)を起こすリスクも少ないのです。

この状態の肌で、自然に紫外線対策を施せば、そうそう紫外線ダメージを受けることはありません。
化粧崩れが少ないからです。

でも、育つ途上にある肌では、そう上手くはいきません。

▼ 油性度の高いクリームの撥水性を利用する

皮脂や汗が過敏・過剰な、未熟化が進行した肌は、油性化粧品を嫌がってつけない方が多くいます。
しかし、その考え方がますますべたつく肌を作っています。
意図とは逆の結果を招いています。

未熟化が進行した肌は細胞間脂質が十分に整っていないため、汗が弾かれず、肌に汗のなじむ時間が与えられます。
汗が即化粧崩れに繋がりやすいわけです。

皮脂・汗が過敏に多い肌こそ、油性度の高いクリームで肌の撥水性を高めてあげる必要が高いのです。
クリームで守ることにより、噴き出た汗は肌を転がり、肌が水浸しになることを防いでくれます。
べたつく肌にクリーム。
夏を爽やかな肌で過ごす秘訣です。

よく育った肌で化粧崩れに困らない肌であっても、汗が多くなることが予想される日は、しっかりクリームの効用に預かることをお勧めします。
いつまでも美しい肌を維持する隠された秘訣です。

汗になじみにくいオイルバランスのクリームを選びましょう。

▼ 朝の下地作りが化粧崩れを防ぐ…キーワードは「間」

ベースメイクが肌に良くフィットして仕上がると、汗で崩れにくい下地として完成します。
汗で崩れる状況とは、水分浸潤で肌を傷める過程そのものです。
崩れない状態をたとえ1時間でも、2時間でも引き延ばすことは、毎日のことだけにとても価値があります。

1.汗が出る状況で下地作りを始めてはいけない
下地作りの段階で汗の水分を取り込むので化粧崩れを早めます。
身体を沈静させてから手入れを開始します。
沈静のための「間」です。
2.下地作りでは一アイテムをつける毎に「間」を取る。
間合いを取ることにより化粧水や乳液が汗や水に強い下地構造を作っていきます。
間合いの時間を1分とするか、3分とするか……は試行錯誤して自ら掴んで下さい。
人の真似はダメです。

肌に対する水の浸潤が少なく、角質剥がれが減少するので、肌の育ちにも良い影響を与えます。
化粧乗りも良くなっていきます。

間違っても「化粧崩れしないベースメイク」製品を日常使用にしたらダメですよ。
ますますべたつく肌に変わっていきます。

▼ 化粧落としからの化粧直し…慣れれば簡単!

いろいろ手を尽くしても、汗の多い夏の化粧崩れには逆らえない所があります。
いろいろ考えるより、一からの化粧直しをする方がずっと簡単です。
簡単なだけでなく、肌の水浸し状態を防ぎ、肌が育つケアを応援してくれます。

サッポーのクレンジングクリームなら一日に何度使っても肌にプラスにこそなれ、マイナス要素はありません。
但し、石けんは使用せず、クレンジングクリーム+すすぎ洗顔だけにします。

職場にハーフサイズ版一式とタオル一つあれば準備オーライです。
あとは洗面スペースを10分間確保するタイミングだけです。

 
 
 
 
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以上、夏の紫外線とのつきあい方でした。

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紫外線防止の目的は、肌が健やかに育ち続けるためです。
紫外線防止にこだわると、紫外線防止そのものが目的となり、本来の美肌作りから大きく逸れていきます。

 
 

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