すぐに効果が現れる化粧品

 
 
S》》
サッポー先生
前回の続き、今日の授業は▼4からでしたね。
  1. 1.アルコールは肌によい?悪い?
  2. 2.表示指定成分不使用…無石油系…どう見るの?
  3. 3.紫外線吸収剤は良くないそうだけど……でも
  4. 4.すぐに効果が出てくるのがイイ
  5. 5.ニキビ用化粧品にまめな洗顔…でもなくならない
  6. 6.毛穴が気になりいろいろ試したがいっこうに良くならない
  7. 7.ビタミンCは肌からがイイ
《《C
C子

前回の紫外線対策の授業
だけどな、あれは「塩と健康」の話だね。
紫外線対策が塩で、その方法が塩の摂取量、その結果が健康ということさ。
《《A
A子
摂りすぎはダメ、とらないと生命に危険が…。
なくてははならないものだけど、加減(方法論)が大切ってわけですね。
《《B
B子
ホント!とてもわかりやすい。
スポーツしたり、汗をたくさんかくときは辛口の食事で、普段は控えめがいいってわけですね。
でもちゃんと摂取しないと死んじゃうぞって‥…紫外線対策と同じだ!
おばさんって変換の名人!私のパソコンは迷人なんだから。
《《C B子の変換もたいしたもんだよ!
譬え(たとえ)上手と言ってほしかったがね。
S》》 ハイ、授業に入ります。
 
 

4.すぐに効果が現れるイイ化粧品?!

 
 
サッポーの
シンボル/サッポーの視点
視点

スキンケアによってすぐに現れる効果とは、

  • 肌を紫外線・乾燥・寒さなどのダメージから守る
  • 肌を滑らかに、やわらかく、透明に、維持する

といったことです。もちろんつけている間だけの成果です。

シミが薄くなる・消える。ニキビが治る・出なくなる。素肌そのものがしっとりと、滑らかに、柔らかくすべすべとなる……・などという変化が始まるには、肌を構成している一つ一つの細胞の質の変化が伴う必要があります。
従って、このような成果はすぐに現れるものではありません。

一時的でもいい、良い効果が現れることには誰もが大きな魅力を感じます。
そして使い続ける。その効果を求め続ける。
このようなスキンケアにおける私達の行動パターンは、抗しがたい自然な成り行きなのかもしれません。
しかし、この時の化粧品の選択、スキンケアの判断には、大きな落とし穴が隠されていることが多いのです。

▼ 肌管理の原理原則から見ると

肌の役割

  • 日々健康で美しい角質を作り続けること
    (美しいバリアー層として肌・身体を守ること)

シミ、ニキビ、くすみ、肌理の粗さ、毛穴の拡大、かさつき、肌荒れ……このような様々なトラブルから回復するのは、肌自身が自らを作る働きによります。
「けっして医薬品や化粧品の働きによるものではない」という視点を忘れてはいけません。

化粧品に求められること

  • 肌自身が健康で美しくなるのを助ける良い環境作りを行う
    (良い環境を作るも角質を劣化させるものであってはならない)
  • 肌を健康でイキイキと見せる
  • 心が和む肌の触感を演出する

ここでの一番のポイントは、( )で補足している部分です。
化粧品使用による角質の劣化はじわじわと進行し気づかないので、見えない落とし穴になっているからです。
化粧品による良い環境作りは肌の良い状態を演出するものですが、もし同時に角質の劣化がじわじわと進んでいたら、肌の良くなる力は発揮されません。
さらに劣化のスピードが上回っていた場合、悲劇が起きます。

このような化粧品を使用し、一日が終わり汚れを洗い落とした素肌は、前日より少しだけ肌の劣化が進んでいます。
しかし、再び使用すると良い状態が作られるので、少しずつ肌の状態が悪くなっていることに気づかないのです。
見えない落とし穴である所以です。

ちゃんとケアしてるのに胸の肌と比較するとずいぶん劣ってきた…と感じる場合などがそれに該当します。
この落とし穴に嵌っている人はかなりの割合と予想されます。

▼ サッポーの視点

これは化粧品選びの大切な視点の一つと言えます。
化粧品選択の視点に加えておきましょう。

まず第一に優先すべき選択基準は

  • 角質に優しい化粧品、角質を傷めない化粧品

二番目の選択基準が

  • 様々なダメージから肌を守ることに優れた機能を持つ

三番目の選択基準が

  • 肌の美しさを良く表現してくれる
  • 肌の触感を良く演出してくれる

どうしても三番目の選択基準が、最優先の選択基準になりやすい要素を持っています。
しかし、選択基準の優先順序を間違えると、いくら努力しても報われないケアとなります。
くれぐれも選択基準の優先順序を間違えないようにしましょう。

 
 
 
 
 
S》》 ハイ、今日はここまでとします。
残りの「気になる質問」は次回の授業で全部片づけましょう。
《《A 「肌のきれい」は角質の美しさ、逆に言うと「肌の不満」は角質の醜さ、この醜い角質を美しくするには..となる。
「きれい」を追いかける女性に、ここに分かれ道があるのが見えないのですね。
《《B 焦っちゃダメってことね。
「まず美しさを!」と思っちゃうと、角質に優しくない化粧品を選びやすいわけよ。
ケアの方法もそうだわ。角質に優しくない方法が素早く「きれい」を作ってくれるんだもん。
《《C 神様や仏様はチョッと意地悪なんだな。
角質層の一番の存在価値はバリアーとして働くこと。
バリアーとして機能の高い健康な角質を育てると、それがじつは美しい肌であった。
まず美肌を得ようと心を奪われると醜い肌となり、健康な肌となるように環境を整えてあげれば、肌は自ら美しくなる。
S》》 意地悪ではなくて、真実を教える仕組みなのです。
与えることによって、また美も与えられるのです。

ハイ、今日の授業はこれまで。
次回の授業はこちらです。

>ニキビ・毛穴・ビタミンC・・・気になる質問ピックアップ

 
 

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